つくりて 勢司恵美。

ワークショップや展示会のお知らせなどなど・・・

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鯉のぼりの玉

 

鯉のぼりの飾り玉仕上がりました。
全長約3メートル。
先日の孟宗竹はこれになりしまた。

茨城の海側の地域では鯉のぼりの棹の
てっぺんにこれをつける慣わしがあります。
地元の伝統。

今これを作れる職人さんは3人。
皆もうおじいちゃんです。
地元の吉田さんもその1人。
でももうやらないと言っています。
今年より、少しずつですが、この仕事を引き継ぐ事になりました。
こういうものを受け継ぎたい。
それも私の竹をやり始めたきっかけでした。

昨日仕上がり、今日人形屋さんにいくつか納品させてもらいました。

TBSラジオの深夜放送JUNKが大好きです。いつもは録音して日中作業しながら聞いています。おかげさまで毎晩生で聞けました(笑)
どうにか納期には間に合いました。
ほっ。

私はまだまだベテランの職人さんのように早くは作れないものの、それを差しひいても卸の価格が有り得ない価格です。
これはいくらに見えるか、素人の買う側の人の何人かに聞いたところ、4倍から10倍ぐらいの返答が返ってきました。
昔、今はなきとある職人さんが簡略化して価格を随分下げたそうです。それで皆一律その価格になってしまったと。昔の価格のまま消費税が上がろうとなんだろうと今も上がる事なく続いています。吉田さんは簡略化するどころか、見た目も良いように壊れないようにむしろ随分手をかけ凝って作られています。それを教えてもらました。俺の籠は安すぎる。えみちゃんの時代はもっともらっていいんだ。何度も聞かされました。籠屋では車も買えん。そんな事を言っていた職人さんも思い出しました。
籠屋は一生勉強。そのうえ生計をたてる事が難しいという事であれば若い人は誰もやりたがりません。
けれど、私は昔の職人さんたちの相場が決まっている中での、どれだけ人より良いものを、どれだけ早く作れるか、そこに切磋琢磨して腕を磨いたという様子にも憧れます。それが職人だとも思っています。
価格を上げるのは簡単かもしれない、でも、それも違うんじゃないか。
そんな想いがぐるぐるグルグルしていた一週間でした。

あれこれ言ってしまいましたが...
まずなにより納品を終えた事、人形屋さんに卸しをするようになれた事、
それが今、とてつもなく嬉しい!

今日の天気のように気分は晴れ晴れです!

明日は「はけのおいしい朝市」。



 

あやざる ぼてざる

 

竹をやっているとおじさんとかおじーさんとかと仲良くなります。

今日は漁師のおじーさんが漁場で使う籠を見せに来てくれました。

左はあやざる(しどきり)。
地元の職人さん吉田さんが作ったものだそうです。
はじめて見ました。
ぱっと見で、きれーい!と声が出てしまいました。
「あや」とは編み方だと思います。
「しど」って何ですか?とおじーさんに聞くと、網の袋に魚がたまっていてそこをしどと言うらしい。
これは小さい方だということ。
魚をすくって水の中で揺らすと、編み目の隙間から細かいゴミが出るしくみ。
今はプラスチックのものがあるということですが、たまにはこれも使うそうです。

右はぼてざる。
編み方がここのものじゃないなと思ったので、誰が作ったのかを聞くと、これはもらったかなんかしたものらしい。
布袋様のようにふっくらした籠という意味。「ほてい」がなまって「ぼて」。
いわゆる魚籠。
魚籠といってもいろんな形があるもんです。
ぷっくり可愛くて、これまたかわいー!と声が出てしまいました。

今はちょっと手が着けられないですが、あとで借りて、これを見本に形を覚えよう。

こういうもの、作りたかったんだよな。
私。
そういういわれとかルーツとか、そういうものを大事にしていきたい。

初心にかえりました。

昔の籠、残っているうちに覚えなければ。
職人さんも皆ご高齢。
早く早く覚えなければ。


 

musubi

 



写真では見えませんが...
山繭がいます。二匹います。
綺麗な黄緑色の繭。
はじめて見つけた時はテンションあがりました。うちの庭に?!うれすぅい~♡です。
エノキも芽をつけてきました。これから葉が出てくると見えなくなってしまいます。そして夏頃に成虫になるのでしょうか。なんだか自然の仕組みって面白いなと思いつつ。

国立のmusubiさんに籠を納品させてもらいました。

店主さんはワークショップに参加してくれたり、東京からわざわざ茨城までいらしてくれたり。
色白の美人さんです。
繭の黄緑の透き通った感じが似ているなと今思いました。
万年真っ黒のそばかすだらけの私にとっては羨ましい透明感です。
たくさんお話もさせてもらって
ただものの繋がりだけではなく、
まず人として繋がれていること、
本当に嬉しく思います。

ブログで紹介してくれています→☆☆☆
 

孟宗竹

 

籠はだいたい真竹で作ります。

でも今日は孟宗竹で作業をしています。
肉厚で強く、これはこれで用途があります。

孟宗竹は真竹よりずっとずっと太く重く堅く、山で伐るのも、運び出すのも、割るのも剥ぐのも、ほんと大変。

もうそろそろ竹の子の時期ですね。

 

鯉のぼりの玉 小玉 続き

 


とりあえずなんとかきりのいいところまで頑張ったけど...

AM 3:00になってもーたー(笑)

オヤスミナサイ
 

ホールアース自然学校 ワークショップ

 

昨日今日とホールアース自然学校さんでのワークショップ。
難易度高!の手持ち籠を、皆さんそれぞれ素敵に作りあげました。
すごいー!

目の前にどーんと雪の富士山がある場所での籠編み。
こんなに近くでこんなに富士山を見た2日間はなかったなぁ。
何回見ても美しく、気持ちが良く、富士山を見て育っていないのにも関わらず郷愁にふけってしまい、つくづく自分は日本人だなと再確認した2日間でした。

ホールアースさんは、
森に侵食し竹やぶとなってしまった所をまた森に戻そうと活動したり、
竹の需要を考えたり、
竹の可能性を探ったり、
竹についても様々な活動をなさっている所です。
私も竹害問題から、少しでも需要をうみだせればとも思いこの仕事をはじめました。
ホールアースさんの活動の一環で呼んでくれた事、そちら方向からのワークショップのお誘い、大変嬉しく思いました。

とある職人さんの話です。
昔は竹山の持ち主の人に新竹をとるのは嫌がられたと。
持ち主の人は新竹がないと竹山が育たない。
けれど籠屋は新竹もないと縁が巻けない。籠ができない。
そこで新竹を真ん中にすえて海苔巻きのように周りを3、4年ものの竹で囲み、隠して持っていったもんだと。
昔は竹がひっぱりだこ。

昔のようにとはいかないけれど、みんなが暮らしの中で普通に竹を使うよにならないものかな。

竹は土に還ります。
何か必要になったとき、それははたして竹で代用できないか、むしろそれはもともと竹でそれが今や工業製品になったものではないか、少し考えるくせをつけてほしいです。私も自分の暮らし、見つめていきたいです。

籠編みにいらしてくださった皆さん、有り難うございました!仕上がった時の皆さんのルンルン感、それで私もルンルンになりました♪
たぶんいろいろな事を考え感じてくださったと思います。
たくさんの様々なお話も聞けて楽しかったです!
そしてホールアースのケニーさん、みかんちゃん、本当にお世話になりました。

有り難うございました!


追加 その時の様子を紹介してくています。こちら


 

鯉のぼりの玉 小玉

 

鯉のぼりの玉 の 小玉。
ざっくりでいいのですが、結構時間がかかりまする。。。

明日早いのでもうやめときまする。。。
 

あーめー

 

雨です。

外に置いてある竹を取りに行きます。
外で竹を洗います。

友人からもらった
さっと羽織れる雨ガッパ

雨をしのいでくれ
ジュディオングの気持ちにもなれます。

大活躍。
 

世田谷ものづくり学校 ワークショップ

 

4月12日(土)
世田谷ものづくり学校にて
味噌こしざる作りワークショップ
募集始まりました。
昔ながらの味噌こしざる。
針金や接着剤、一切使用しません。
竹のみ。
安心して食べ物にお使いいただけます。
写真はなんだか私の手が大きく写ってしまいましたが、ちょっとした水きりにはもってこいの丁度良い大きさです。
あると便利。
世田谷ものづくり学校さんでは、前回の四海波についで第二段!
くるくるクルクル編み進めていくなかなか面白い籠です。
初心者の方でももちろん編めますよ♪

詳細はこちら


 

ホールアース自然学校 ワークショップ

 

以前お知らせしたホールアース自然学校さんでの手持ち籠ワークショップ、満員御礼だったのですが2名キャンセルがありました。引き続き募集していますので興味のある方はぜひ♪
私も絶賛材料準備中!

詳細はこちら
プロフィール

Author:emiseishi
『竹かごや』 
茨城県行方(なめがた)市。
霞ヶ浦と北浦の間の
田んぼと畑が広がる
キラキラ☆した所です。
毎日竹々しています。




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