2014.03.23 Category : いろいろ
昨日今日とホールアース自然学校さんでのワークショップ。
難易度高!の手持ち籠を、皆さんそれぞれ素敵に作りあげました。
すごいー!
目の前にどーんと雪の富士山がある場所での籠編み。
こんなに近くでこんなに富士山を見た2日間はなかったなぁ。
何回見ても美しく、気持ちが良く、富士山を見て育っていないのにも関わらず郷愁にふけってしまい、つくづく自分は日本人だなと再確認した2日間でした。
ホールアースさんは、
森に侵食し竹やぶとなってしまった所をまた森に戻そうと活動したり、
竹の需要を考えたり、
竹の可能性を探ったり、
竹についても様々な活動をなさっている所です。
私も竹害問題から、少しでも需要をうみだせればとも思いこの仕事をはじめました。
ホールアースさんの活動の一環で呼んでくれた事、そちら方向からのワークショップのお誘い、大変嬉しく思いました。
とある職人さんの話です。
昔は竹山の持ち主の人に新竹をとるのは嫌がられたと。
持ち主の人は新竹がないと竹山が育たない。
けれど籠屋は新竹もないと縁が巻けない。籠ができない。
そこで新竹を真ん中にすえて海苔巻きのように周りを3、4年ものの竹で囲み、隠して持っていったもんだと。
昔は竹がひっぱりだこ。
昔のようにとはいかないけれど、みんなが暮らしの中で普通に竹を使うよにならないものかな。
竹は土に還ります。
何か必要になったとき、それははたして竹で代用できないか、むしろそれはもともと竹でそれが今や工業製品になったものではないか、少し考えるくせをつけてほしいです。私も自分の暮らし、見つめていきたいです。
籠編みにいらしてくださった皆さん、有り難うございました!仕上がった時の皆さんのルンルン感、それで私もルンルンになりました♪
たぶんいろいろな事を考え感じてくださったと思います。
たくさんの様々なお話も聞けて楽しかったです!
そしてホールアースのケニーさん、みかんちゃん、本当にお世話になりました。
有り難うございました!
追加 その時の様子を紹介してくています。こちら
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